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2つの装置で病理標本作製を支援 サクラファインテック「浸透目指す」



森氏
森氏

 サクラファインテックジャパンのマーケティング本部の森誠部長は2月4日のプレスセミナーで、病理標本の作製をサポートする2つの装置の市場浸透を目指す考えを示した。検体の前処理から包埋ブロック作製までの工程が自動化でき、業務の効率化と標準化を支援する。

 2つの装置は、自動固定包埋装置「ティシュー・テック エクスプレス エックス120(x120)」と、全自動包埋ブロック作製装置「ティシュー・テック オートテック エー120(a120)」。a120は今年秋に国内での納品を開始する予定。

 x120は、脱水から脱脂、パラフィン浸透までの工程を自動で行う。最大40検体が入る専用バスケットを20分ごとにセットできる連続処理が特徴で、処理能力は1時間当たり120検体。

 a120は、同じ専用バスケットを使い、1時間に最大120個の包埋ブロックを自動で作製する。包埋時の検体紛失やコンタミのリスクを軽減し、さらに、バリ取りが不要な安定した品質のブロックを作製できる特徴がある。
2024.06.03_記事下登録誘導バナー_PC.png

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