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ADの検査試薬を共同開発 富士レビオ子会社やベックマンなど提携


 富士レビオ・ホールディングス傘下で米子会社のFujirebio Diagnostics、米ベックマン・コールター、米製薬企業のバイオジェンの3社は7月31日、アルツハイマー病(AD)に関する血液用検査試薬の開発で提携すると発表した。リン酸化タウ蛋白の脳内蓄積を測定可能な新規の血液バイオマーカーの探索と、すでに知られている血液バイオマーカーでの試薬開発を共同で進める。

 AD治療に関連する臨床試験での活用を目的として、患者層別化や治療効果のモニタリングが可能になる新規の脳内タウ蛋白測定用検査試薬を開発する。実診療で活用できる血液用検査試薬の開発にも取り組む方針。

 今回の提携では、富士レビオグループとベックマン・コールターが検査試薬の開発から製造、実用化を担う。バイオジェンは、試薬の研究開発で必要になるADの臨床試験データ、バイオマーカー研究での知見を提供する。

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