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ADの血液用体外診断薬、米で初承認 H.U.グループ

  • mitsui04
  • 6月2日
  • 読了時間: 1分

 H.U.グループホールディングスは5月19日、アルツハイマー病(AD)の診断補助を目的とした、血液を検体とする体外診断薬が米国で初めて承認されたと発表した。217位リン酸化タウ蛋白(pTau217)とβ-アミロイド1-42の比率を測定する検査試薬。連結子会社である富士レビオ・ホールディングス傘下の現地企業が米FDA(食品医薬品局)から承認を取得した。

 H.U.グループでは、2022年5月に米で承認された、脳脊髄液中のβ-アミロイド1-42とβ-アミロイド1-40の比率を測定する検査試薬に次ぐ、ADの体外診断薬となる。全自動化学発光酵素免疫測定システム「ルミパルスG1200」で使用する。

 石川剛生執行役は同日の中期経営計画説明会で、米国以外での同試薬の承認申請状況について「日本では今夏以降のなるべく早い段階で申請を進めたい。欧州でも年内に申請を進める」と話した。

 AD検査は現在、PETや脳脊髄液による検査が主流だが、血液バイオマーカーの測定試薬は、患者の侵襲性低減のほか、簡便に検査を行えるなどのメリットがある。
2024.06.03_記事下登録誘導バナー_PC.png

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