AI診断支援システムの自社展開に意欲 両備システムズ副社長メディカルAI事業の説明をする小野田副社長(右) 両備システムズの小野田吉孝副社長COOは9月2日、東京本社で開いた記者説明会で、人工知能(AI)を活用した消化器がん領域の診断支援システムを新規事業の柱として強化する方針を示した。岡山大学病院と共同開発した「早期胃がん深達度AI診断支援システム」が3月に薬事承認を得ており、今後さらに実証研究を進め、2024年度内に事業化する方針を改めて示した。 小野田氏は、胆道がんや膵臓、十二指腸など消化器分野でのAI画像診断支援システムの実用化を岡山大学などと共同で進めていることを説明した。しかし現在は、開発した医療機器の製造販売承認を自社で取得できていない。3月に承認された早期胃がん深達度AI診断支援システムも提携先が承認を取得した。 小野田氏は、医薬品医療機器等法の必要な要件を満たし、プログラム医療機器の自社展開による事業拡大を図りたいとの考えを示した。
メディカルAI事業の説明をする小野田副社長(右) 両備システムズの小野田吉孝副社長COOは9月2日、東京本社で開いた記者説明会で、人工知能(AI)を活用した消化器がん領域の診断支援システムを新規事業の柱として強化する方針を示した。岡山大学病院と共同開発した「早期胃がん深達度AI診断支援システム」が3月に薬事承認を得ており、今後さらに実証研究を進め、2024年度内に事業化する方針を改めて示した。 小野田氏は、胆道がんや膵臓、十二指腸など消化器分野でのAI画像診断支援システムの実用化を岡山大学などと共同で進めていることを説明した。しかし現在は、開発した医療機器の製造販売承認を自社で取得できていない。3月に承認された早期胃がん深達度AI診断支援システムも提携先が承認を取得した。 小野田氏は、医薬品医療機器等法の必要な要件を満たし、プログラム医療機器の自社展開による事業拡大を図りたいとの考えを示した。
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