ARI週報を初公表、定点当たり49.38 JIHSkona361 日前読了時間: 1分 国立健康危機管理研究機構(JIHS)は4月25日、「急性呼吸器感染症(ARI)サーベイランス週報」を初めて公表した。2025年第15週(4月7~13日)におけるARIの全国の定点当たり報告数は49.38で、総報告数は18万1270例だった。今回は全国3671カ所のARI定点医療機関から報告があった。 JIHSは22日にARIの報告数(速報値)を発表していたが、データの解釈などを盛り込んだ「週報」としてまとめたのは初めて。定点当たり報告数を都道府県別に見ると、栃木が94.13で最多。次いで秋田(93.43)、岩手(86.93)だった。 ARIは、新たな感染症が発生した際の早期探知に役立てることなどを目的に、4月7日から定点サーベイランスの対象とされた。週報は、ARIとして報告される感染症を一つにまとめ、感染状況や流行レベル、データの解釈などを示している。今後は感染症週報と同様、基本的に毎週金曜に公表される予定だ。資料はこちら