ARIA発現リスクの遺伝型を判定 シスメックスが申請kona362024年10月7日読了時間: 1分 シスメックスは9月17日、血液中のゲノムDNAからAPOE(アポリポ蛋白質E)の遺伝型を判定する検査試薬の製造販売承認を9月13日付で申請したと発表した。 抗アミロイドβ(Aβ)抗体薬の副作用としてアミロイド関連画像異常(ARIA)が知られている。ARIAは、脳血管周辺に液体成分がたまる浮腫を起こすARIA-Eと、脳内の微小血管や鉄沈着が起きるARIA-Hの2つがある。 APOEの遺伝型によってARIAの発現頻度に違いがあるとされ、APOEのε2、ε3、ε4という3つの遺伝型のうち、ε4ホモ接合体とε4ヘテロ接合体、非ε4保持者の順で頻度が高いとされる。薬事申請した検査試薬は3つの遺伝型を判定できる。
多項目アレルギー検査で感作状態を分類 理化研、進行・症状予測への活用期待理化学研究所は4月9日、日本ケミファの「ドロップスクリーン 特異的IgE抗体測定キット ST-1」による多項目検査が、従来の単項目測定法と同様な感度・精度を持つとともに、アレルゲンの種類や患者の感作状態を分類できることが分かったと発表した。今後、感作状態をパターン分類するこ...