ARIA発現リスクの遺伝型を判定 シスメックスが申請 シスメックスは9月17日、血液中のゲノムDNAからAPOE(アポリポ蛋白質E)の遺伝型を判定する検査試薬の製造販売承認を9月13日付で申請したと発表した。 抗アミロイドβ(Aβ)抗体薬の副作用としてアミロイド関連画像異常(ARIA)が知られている。ARIAは、脳血管周辺に液体成分がたまる浮腫を起こすARIA-Eと、脳内の微小血管や鉄沈着が起きるARIA-Hの2つがある。 APOEの遺伝型によってARIAの発現頻度に違いがあるとされ、APOEのε2、ε3、ε4という3つの遺伝型のうち、ε4ホモ接合体とε4ヘテロ接合体、非ε4保持者の順で頻度が高いとされる。薬事申請した検査試薬は3つの遺伝型を判定できる。
シスメックスは9月17日、血液中のゲノムDNAからAPOE(アポリポ蛋白質E)の遺伝型を判定する検査試薬の製造販売承認を9月13日付で申請したと発表した。 抗アミロイドβ(Aβ)抗体薬の副作用としてアミロイド関連画像異常(ARIA)が知られている。ARIAは、脳血管周辺に液体成分がたまる浮腫を起こすARIA-Eと、脳内の微小血管や鉄沈着が起きるARIA-Hの2つがある。 APOEの遺伝型によってARIAの発現頻度に違いがあるとされ、APOEのε2、ε3、ε4という3つの遺伝型のうち、ε4ホモ接合体とε4ヘテロ接合体、非ε4保持者の順で頻度が高いとされる。薬事申請した検査試薬は3つの遺伝型を判定できる。