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BDバクテック血培ボトル、出荷調整受け実態把握 大分県技師会

BDバクテック血液培養ボトル出荷調整に伴う緊急臨時会議
 日本ベクトン・ディッキンソン(BD)の「BDバクテック血液培養ボトル」の出荷調整が続いている問題を受け、大分県臨床検査技師会は7月22日にオンラインで緊急会議を開催した。県内61施設や日本BD、地域卸2社も参加した場でこれまでの経緯や現状、対応の方向性を確認したほか、県内2病院での具体的な対応状況を共有した。

 会議で報告された県内施設へのアンケート調査(回答17施設)では、県内施設の血培ボトルの在庫数や、月当たりの血培依頼件数の実態を把握した。今回の出荷調整を受けた対応では、「重症例に限り2セット採取」「重症例を除き1セット採取」が約6割で、それ以外にも「消毒・無菌操作を徹底」「在庫数を臨床に報告」「PCT・β-D補助検査も活用」「血液以外から起炎菌の推定」などの回答が目立った。

 参加施設からは県技師会に対し、「関連学会の指針を踏まえた技師会の推奨を示してほしい。それを臨床側に提案したい」「判断に悩んだり、孤立した施設が出ないように情報共有をしてほしい」などの声があった。

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