医療機関の臨床検査室の運営では、それぞれのエリアでの人口推移や医療ニーズの変化、医療従事者数の変動といった、地域特性を踏まえた戦略が重要になります。
特別コンテンツ 地域特性から考える「明日の検査室」は、日本臨床衛生検査技師会の医療技術部門管理資格認定・医療感謝資格認定を取得した演者が、所属する施設の地域特性をデータで示しながら、今後の検査室運営に必要な視点や備えを解説する企画です。
企画は、各地域の実情や課題に関するスライドを見ながら、音声で聞いて学べる動画シリーズとしました。目で見て、耳で聞いて、皆さんが将来の検査室運営、戦略を考える際の参考になればと思っております。(MTJ編集部)
【解説者】
下江 郁一(JA北海道厚生連 網走厚生病院 臨床検査技術科 技師長)|PROFILE
北海道で臨床検査技師として管理職(技師長)を務めており、病理検査を専門とし検査部門の運営、さらには病院経営に尽力している。風通しの良い検査室をモットーに、正確かつ迅速な検査結果の提供を目指し、医療の質の向上に努めている。
【監修】
神戸 翼|PROFILE
慶應大学院で医療マネジメント学、早稲田大学院で政治・行政学を修め、企業、病院、研究機関勤務を経て現職。医療政策と医療経営を軸に活動中。医療技術部門管理資格認定制度、医療管理者資格認定制度において、現在、審議会委員長を務める。
日本臨床衛生検査技師会「医療技術部門管理資格認定、医療管理者資格認定」日本臨床衛生検査技師会が、病院の医療技術部門の責任者やリーダーとしての資質を備えた人材を認定する「医療技術部門管理資格認定」と、その上位資格として、病院や施設の副院長や事務長などを担える人材を認定する「医療管理資格認定」制度を設けている。詳細はこちら |