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〈記者コラム〉アンテナと空振り

 厚生労働省の検討会が昨年12月21日、健康づくりのための新たな睡眠ガイドの案を大筋でまとめた。NHKでもニュースになっていたのでご覧になった臨床検査技師の皆さんも多いのではないか。


 ガイドのポイントは、小学生、中高生、成人、高齢者と世代別に推奨の睡眠時間を示したことにある。小学生が推奨の9~12時間も睡眠時間が本当に取れるのかといぶかる向きもあるかもしれない。


 臨床検査関係の記載でもないかと思い現地に取材に行ったが、直接の記載は見当たらず、少し悩んだが、記事にしなかった。一言で言えば空振りである。国民向け、教育者向けのガイドである以上、「やっぱり」というべきなのだろう。


 いうまでもなく臨床検査は医療全般にわたり、話題は幅広い。特に行政関係の取材では、どこで関連の話題が出るのか事前に予測するのはなかなか困難だ。空振りは多く、逆に予期しないところで検査の話題に接すると、何か掘り当てたような心持ちにさえなる。


 ニュースのアンテナを高くしてあちこち取材に動き回ると、それだけ空振りも多くなる。感度、特異度のようでもあり、それもまた、MTJらしい取材なのだと妙に納得している。(枇)



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