厚生労働省は3月4日、2月分の承認簿をまとめた。体外診断用医薬品の新規承認は6件で、全自動遺伝子解析装置FilmArrayシリーズの専用試薬「BioFire 関節感染症パネル」(ビオメリュー・ジャパン)が、1日付で承認されている。1パネルで29項目の細菌、2項目の酵母様真菌、8項目の薬剤耐性遺伝子の計39項目を約1時間で同時検出する。フィルムアレイのパネルは6種類目となる。3月中旬以降の発売予定。
●浜松ホトニクスの病理スライドスキャナも
医療機器の新規承認は25件。病理ホールスライド画像診断補助装置「NanoZoomer S20MD スライドスキャナシステム」(浜松ホトニクス)が26日付で承認されている。卓上タイプの小型モデルで、20枚を15分で処理する高速スキャンなどが特徴。発売は3月末の予定。