NAFLDの発症予測システムを開発 聖路加国際大と島津製作所 島津製作所と聖路加国際大学はこのほど、乳酸やアラニンなどの血中代謝物の計測データから非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の発症を予測する方法を開発したと発表した。 2018年に発見したNAFLDの血液マーカーを基に共同研究を進め、聖路加国際病院附属クリニックの人間ドック受診者の臨床データ、血液検体から、発症予測可能なシステムを開発した。今後は同技術の実用化を進め、さらに生活習慣病の包括的発症予測システムの社会実装を目指す。 開発したシステムでは、ガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS)で乳酸やアラニン、アセチルグリシン、イソロイシンなど14種類の代謝物の血中濃度を測定。それぞれの代謝物の濃度を重み付けして算出したスコアで疾患発症リスクを判定する。同クリニックの人間ドック受診者約4500人の検体と臨床データとを組み合わせて解析、評価した。 スコア化システムを活用することで、定期的な受診、生活習慣改善を進め、発症リスクの低減につなげたい考え。資料はこちら
島津製作所と聖路加国際大学はこのほど、乳酸やアラニンなどの血中代謝物の計測データから非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の発症を予測する方法を開発したと発表した。 2018年に発見したNAFLDの血液マーカーを基に共同研究を進め、聖路加国際病院附属クリニックの人間ドック受診者の臨床データ、血液検体から、発症予測可能なシステムを開発した。今後は同技術の実用化を進め、さらに生活習慣病の包括的発症予測システムの社会実装を目指す。 開発したシステムでは、ガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS)で乳酸やアラニン、アセチルグリシン、イソロイシンなど14種類の代謝物の血中濃度を測定。それぞれの代謝物の濃度を重み付けして算出したスコアで疾患発症リスクを判定する。同クリニックの人間ドック受診者約4500人の検体と臨床データとを組み合わせて解析、評価した。 スコア化システムを活用することで、定期的な受診、生活習慣改善を進め、発症リスクの低減につなげたい考え。資料はこちら
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