日臨技の調査報告会、オンデマンド開催に 来年度から現地開催せず/28年全国学会は京都開催mitsui048月8日読了時間: 2分更新日:8月12日理事会に臨む日臨技執行部 日本臨床衛生検査技師会は7月26日の理事会で、例年秋に開催している臨床検査精度管理調査総合報告会について、来年度からオンデマンド形式に変更する方針を確認した。現地開催から切り替えることで、より多くの会員が視聴できる環境を整えるのが狙い。 日臨技の精度管理調査は2024年度に過去最高の4601施設が参加した一方で、例年11月ごろに千葉市で開催している総合報告会の参加者は600人程度にとどまる。日臨技では、地方の会員が現地に来られないことや、開催の土曜日に業務をしている会員も多いことから、開催形態の見直しが必要と判断した。来年度以降、総合報告会の各演者が作成した音声付きスライド資料をオンデマンド配信する。 11月29日に予定されている今年の総合報告会は、現地開催とオンデマンド開催を併用する方針。現地で収録した報告会の動画を12月ごろから1カ月程度、閲覧できるように調整する。来年度から現地開催を取りやめ、オンデマンドに一本化したい考えだ。現地開催に伴う会場費など約400万円も削減される見込み。●28年度の全国学会は京都 2028年の第77回日本医学検査学会を京都で開催することも承認した。京都府臨床検査技師会が担当し、学会長を京臨技副会長の今川昇氏(京都工場保健会)、実行委員長を園田真之氏(丹後中央病院)が務める。日程は2028年5月13~14日で、開催場所は国立京都国際会館。