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血液検体の検査薬、OCT化は時期尚早 厚労省部会が結論

  • mitsui04
  • 3月24日
  • 読了時間: 1分

 厚生労働省の部会は3月10日、穿刺血などの血液検体を用いる検査薬のOTC(一般用医薬品)化を認めるのは時期尚早だとする結論をまとめた。血糖自己測定を念頭に業界団体などが主張していたが、医療関係委員の慎重意見が強く、解決すべき課題を指摘する内容にとどめて結論とした。

 厚労省の部会は、日本OTC医薬品協会と日本臨床検査薬協会の2団体から意見を聞くなどして、血液検体を用いた検査薬のOTC化を6回にわたり検討。同日、厚労省が示した結論の取りまとめ案を了承した。

 案では、これまでの議論の経過をたどった上で「方向性を見いだすまでには至らなかった課題が残されている」とし、「現時点では時期尚早であると言わざるを得ない」と明記。残された課題として、▽対象となる使用者の範囲▽使用者側のリテラシー向上▽販売する薬局側の教育研修―の3点を挙げた。

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