フィリップス・ジャパンは3月25日、同社製超音波診断装置「EPIQ」と「Affiniti」にインストール可能なソフトウエア「VM10」の販売を開始したと発表した。
VM10は自動画像調整ツール「AutoSCAN Assistant」を搭載。輝度調整をはじめとする検査中のゲインやTGC/LGC・Focusの手動調整の手間を減少させた。術者の経験や技術に左右されない一貫性のある画像品質が得られるようになった。また、血流イメージに3次元のようなレンダリングを表示できる「Flow Viewer」機能も備えた。
超高周波マイクロリニア「mL26-8 トランスジューサ」(写真)の販売も始めた。8~26MHzの周波数をカバーし、従来製品との比較で空間分解能が36%、透過性が64%それぞれ向上しており、真皮から乳腺、甲状腺、新生児など幅広い領域で明瞭な画像が得られる。軽量で握りやすいハンドルデザインにし、小型形状としたことで小さな臓器へのアクセスを簡単にした。
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