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メチル化検出キットを6月収載 中医協、治療感受性を予測

  • kona36
  • 2 日前
  • 読了時間: 1分

 中医協総会は5月14日、区分E3(新項目)の臨床検査「OncoGuide EpiLightメチル化検出キット」(理研ジェネシス)の保険収載を了承した。結腸・直腸がんの治療薬選択の補助として、がん組織から抽出したDNAをバイサルファイト変換処理した検体中の、メチル化状態を検出する。保険点数は2500点で、6月1日に収載予定。

 同製品は、切除不能な進行・再発の結腸・直腸がんのうち、RAS遺伝子野生型の症例について、メチル化ステータスによって高メチル化、低メチル化の2群に分類し、抗EGFR抗体薬の治療感受性を予測するメチル化特異的PCR法による検査。分子標的薬の適応を、原発腫瘍占拠部位ではなく、メチル化状態により判断できるようになる。

 企業提出資料によると、1~3次治療のいずれの治療期においても、DNAメチル化状態は、抗EGFR抗体薬の治療効果(PFS=無増悪生存期間)と強い関連を示したという。
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