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臨床検査事業、収益性改善に課題 BML・近藤社長

  • kona36
  • 5月26日
  • 読了時間: 1分

 ビー・エム・エル(BML)は5月9日、2025年3月期決算を発表した。新規顧客の獲得や価格の適正化推進で、臨床検査事業の売上高が1309億2500万円(前期比3.5%増)となった一方、同事業の採算性改善については、中期経営計画の収益改善目標(最終2028年度に計40億円)の進捗率が11.5%にとどまった。

 同日の決算説明会で近藤健介社長は、臨床検査事業の増収要因について「新規顧客を順調に獲得できたことと、価格の適正化を推進し、不採算項目の見直しやコスト上昇分の価格転嫁に取り組んだことによるもの」と説明した。

 中計では、臨床検査事業の採算性を抜本的に改善することを目標に、価格の適正化と集配体制の見直しを進めている。近藤社長は、価格の適正化は順調に進展しているが、集配体制の見直しについては顧客交渉に時間がかかるなど課題があるため、「追加施策を検討中」とした。
2024.06.03_記事下登録誘導バナー_PC.png

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