〈サクッと解説〉#01 医学検査学会、これからどうなる?
- kona36
- 1月7日
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更新日:1月24日

臨床検査の現場は、国の規制をはじめ、関係学会の活動や装置・試薬等の技術革新、職能団体の取り組みなど、業界内のさまざまな動きの影響を受けています。1月からスタートする新企画「サクッと解説! 検査技師必見トピックス」では、検査業界で注目されている話題を取り上げ、トピックスの背景や概要などをざっくり解説していきます。
臨床検査技師会が主催する学会の在り方が話題になっています。「○○医学検査学会」と呼ばれる学会イベントですが、大きく分けて、日本臨床衛生検査技師会が年1回開催する全国規模の「日本医学検査学会(以下、全国学会)」と、支部ごとに開催する「○○支部医学検査学会(以下、支部学会)」、そして都道府県臨床(衛生)検査技師会が主催する「都道府県医学検査学会(以下、県学会)」があります。毎年5000人前後が参加する全国学会から、1000人前後の支部学会、より小規模な県学会と、開催規模に応じた3段階の立て付けです。このうち、最も開催規模が大きい全国学会のプログラムなどを見直してはどうかという検討を日臨技が始めています。
