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「CLDN18」標本作製の点数が増加 厚労省がレセプト集計

  • kona36
  • 6 時間前
  • 読了時間: 1分

 厚生労働省は6月25日、2024年の社会医療診療行為別統計の結果を発表した。医科の入院レセプトを診療行為別に集計したところ、「検査」の点数が2桁の減少となった。新型コロナ関係の検査の減少が影響した。

 医科・入院レセプトの点数は、レセプト1件当たりが6万1028.2点(前年比1.3%増)、診療1日当たりが4219.9点(4.8%増)となった。診療行為別の内訳を見ると、「注射」の点数が増え、「検査」の点数が減少したことが目立つ。いずれも新型コロナ関係の点数が影響した。

 検査は、1件当たり点数が19.3%、1日当たり点数が16.6%のいずれも減少。厚労省は「内訳を見ると、新型コロナに関係する検査がいずれも減っており、その影響が大きかった」としている。

 医科・入院外レセプトの点数は、1件当たりが1478.5点(0.2%減)、1日当たりが996.6点(1.0%減)となった。診療行為別で見ると「病理診断」が10%程度増加した。新たに保険収載された「CLDN18タンパク免疫染色」の病理組織標本作製の点数が増え、全体を押し上げた。

2024.06.03_記事下登録誘導バナー_PC.png

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