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「アスペルギルス IgG抗体」を保険適用に 8月に収載予定

 中医協は7月17日の総会で、バイオ・ラッド ラボラトリーズが申請していた「プラテリア アスペルギルス IgG抗体」について、血清中のアスペルギルスIgG抗体の検出(アスペルギルス感染の診断の補助)で保険適用することを了承した。8月に収載する予定。

 保険適用は、慢性進行性肺アスペルギルス症またはアレルギー性気管支肺アスペルギルス症が疑われる患者に対してELISA法(定量)で測定した場合に算定できる。保険適用区分は「E3」(新項目)。保険点数は、「D012 感染症免疫学的検査 42(1→3)-β-D-グルカン」の所定点数(195点)の2回分となる390点を準用した。

 同検査については、慢性肺アスペルギルス症などに対する陽性率が、アスペルギルス沈降抗体検査に比べて高いなどの有効性が性能比較で明らかになっている。

2024.06.03_記事下登録誘導バナー_PC.png

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