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検査機器・試薬開発の支援へネットワーク ASCLが整備へ 臨床検査支援協会

  • mitsui04
  • 1 日前
  • 読了時間: 1分
 臨床検査支援協会(ASCL)は、検査機器や試薬の臨床的検討を支援するネットワークの構築を進めている。協力可能な医療機関のデータベースを作成した上で、企業からの依頼内容を情報提供し、両者をマッチングする。企業側は、施設選定の手間や時間の削減が期待できる。

 現在、医療機関にデータベースへの登録を呼びかけており、2025年度内に50施設程度を集めたい考え。その後、ASCL賛助会員企業から依頼を受け付ける予定だ。医療機関のデータベース登録は無料。企業は依頼案件に応じて情報提供料を支払う。

 ASCL副理事長の諏訪部章氏(新東京病院臨床検査部)は、「POCTなどで新規参入の企業が臨床的検討をどの施設に依頼したらよいか判断に迷うケースがある。近年は、依頼先の医療施設から多忙であることや関心がないことを理由に断られるなどのケースも多い」と指摘。依頼の中には「操作性について現場の意見を聞きたい」など、小規模施設でも対応可能と思われる内容もあるが、企業が独自に協力可能な小規模施設を探し出すのは難しいという。こうした背景を踏まえ、企業と医療施設をマッチングする仕組みづくりに乗り出した。

2024.06.03_記事下登録誘導バナー_PC.png

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