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パニック値「対応マニュアル」19年ぶり改訂 医療検査科学会、検出時の対応を記載


 日本医療検査科学会はこのほど、「極端値・パニック値対応マニュアル」の改訂版(Ver.2)を発刊した。改訂は約19年ぶり。血糖やナトリウム、血小板数などの生化学・血液学の計27項目について、パニック値やデータ判読のポイントなどをまとめた。

 異常値が測定された場合、検査室で確認すべきこと、臨床側に確認すべきことを記載したのがポイントで、まだ経験が浅かったり、ルーチンで検体系を担当していない当直中の検査技師でも具体的な行動が取れるよう工夫した。検査室に常備し必要時に手に取って対応のヒントを得る使い方を想定している。

 取り上げているのは27の検査項目。初版と比べ血液ガスの項目がない一方、無機リンや尿素室素など、必ずしもパニック値が設定されてないが院内の緊急検査として多く採用されている項目も加えた。血液ガスについては別のマニュアルの発刊が予定されている。

 基準値やパニック値、緊急性の程度、データ判読のポイントなど11の記載項目を設け、検査項目ごとに記載した。具体的なパニック値は、日本臨床検査医学会の「臨床検査ガイドラインJSLM 2021」から引用し、設定されていない項目は、出典とともに参考値を掲載している。

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