アルフレッサ ホールディングスはこのほど、子会社のアルフレッサ ファーマが製造販売しているカルプロテクチンキット「ネスコート Cp オート」について、「炎症性腸疾患の診断補助および病態把握の補助」の使用目的が1月1日付で保険適用されたと発表した。
保険適用の拡大は使用目的の変更が昨年9月に薬事承認されたことを受けたもの。これまでの潰瘍性大腸炎の病態把握の補助のほか、「炎症性腸疾患の診断補助」と「クローン病の病態把握の補助」でも保険で使えるようになった。このため使用目的の記載が「炎症性腸疾患の診断補助および病態把握の補助」に改められた。
同製品は糞便中のカルプロテクチンを金コロイド凝集法で測定する。同社の自動分析装置「ヘモテクト NS-Prime」と「全自動便尿分析装置 AA01」の専用試薬。
保険適用区分は「E2(既存項目・変更あり)」で、「D003 9 カルプロテクチン(糞便)」として270点を算定できる。
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