24年度各種事業報告を承認 日臨技総会mitsui042 日前読了時間: 1分 日本臨床衛生検査技師会は6月28日、定時総会を開き、2024年度事業報告を承認した。精度保証や精度管理調査の「公益目的事業」、学術や教育、認定等の「学術・職能支援事業」、政策渉外や組織運営等の「政策渉外・組織強化事業」の大きく3部門で、各事業の詳細な活動実績などについて報告を受けた。 精度保証事業では、2024年・2025年品質保証施設認証制度で新たに277施設を認証し、総数は568施設となったことを報告。精度管理調査事業では2024年度参加施設が昨年度から64施設増の4601施設・4655件となり、過去最高の参加施設数となった。新規精度管理調査項目の検討では、バーチャルスライドを用いた精度管理調査を一般部門で導入し、微生物や血液部門ではトライアル調査を継続して実施していることが説明された。 学術・職能支援事業のうち、タスクシフト・シェアに関する厚生労働大臣指定講習会では、オンデマンド配信の基礎講習会に2025年3月31日時点で4万2858人が受講申請し、3万7117人が履修完了した。実技講習会は、各都道府県単位で実施され計139回開催されて9166人が修了。修了者総数は3万2509人となった。