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「平均98点以上」8年連続に 日衛協・精度管理調査

  • mitsui04
  • 11 時間前
  • 読了時間: 1分
 日本衛生検査所協会の2024年度臨床検査精度管理調査で、参加施設の平均得点は98.53点となり、2017年度から8年連続で98点以上となった。最大得点は100点、最小得点は83.3点。日衛協精度管理委員会委員長の高木康氏(昭和大学)は、6月24日にオンラインで開催した調査結果検討会で、「素晴らしい成績となっている」と評価した。

 調査は、①臨床化学②免疫血清学③血液学④微生物学―の4区分計48項目を対象に、2024年11月に実施した。NT-proBNPは2023年度調査と同様に参考調査とした。また、新型コロナウイルス遺伝子検査は、検査の依頼が減少していることから今回は対象外とした。

 参加施設数は241施設(2023年度253施設)となり、前回より12施設減少した。区分別の参加施設数は臨床化学223施設(229施設)、免疫血清学222施設(229施設)、血液学219施設(225施設)、微生物学58施設(58施設)だった。回答の報告遅延施設は6施設あったが、回答の未記入や誤記入はなかった。

 また、調査結果から問題点の是正処置が必要な施設に実施する「精度改善研修会」の対象施設はなかった。
2024.06.03_記事下登録誘導バナー_PC.png

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