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BDバクテック血培ボトル、供給制限を解除 過剰発注防止へ出荷調整は継続


 日本ベクトン・ディッキンソン(日本BD)は4日、出荷調整が続いていた「BDバクテック血液培養ボトル」9製品の供給制限を解除すると発表した。原因となっていた米国本社の製造委託先の製造ライン不具合が解消し、生産量が回復したため。一部製品は見込みより早い9月9日付で制限解除するが、過剰な発注等を避けるため、2024年4月~6月までの「月平均出荷数」を上限とする出荷調整は続ける。

 供給制限は2段階で解除する。9月9日付で先行解除するのは、▽「BDバクテック20F小児用レズンボトルP」(カタログ番号:252489、442020)▽「BDバクテック真菌・抗酸菌用ボトル(マイコF)」(カタログ番号:252349、442288)―の4製品。その後、10月1日付で、▽「BDバクテックプラスティック好気・嫌気レズンボトルセット」(カタログ番号:252474)▽「BDバクテック21F溶血タイプ嫌気用ボトルP」(カタログ番号:442021)▽「BDバクテック22F嫌気用レズンボトルP」(カタログ番号:442022)▽「BDバクテック23F好気用レズンボトルP」(カタログ番号:442023)▽「BDバクテック真菌・抗酸菌用ボトル(マイコF)」(カタログ番号:442794)―の5製品の制限を解除する。

 同社は今後、卸業者と連携しながら通常時の供給水準に戻していく考えだが、過剰な出荷等を避けるため、年内までは出荷調整を続ける。全ての製品について「2024年4月~6月の月平均出荷数」を上限とする。

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