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Chat GPT、検査技師国試に正答8割 藤田医大の土井氏ら、特化型AIを開発へ

研究の中心になった土井氏
 藤田医科大学医療科学部の土井洋輝助教らのグループは、対話型AI(人工知能)の「Chat GPT-4」に過去3年分の臨床検査技師国家試験の問題を解かせたところ、正答率が8割と高く合格水準に達したとする研究結果をまとめた。今後、Chat GPTなどの生成AIが検査現場で有効なアドバイザーとなる可能性があるとする一方、分野によって正答率にばらつきがあり、使い方には注意が必要なことも分かった。診断の誤りにつながりかねない誤答もあった。

 2021年(第67回)〜2023年(第69回)の国試のうち、画像問題100問を除く500問を解析対象とした。研究グループが、「臨床検査総論」や「臨床検査医学総論」など10の分野に試験問題を振り分け、さらに基礎と専門にも分類して正答率を比較した。解析には、無料版のChat GPT-3.5、日本語の学習データにも対応している有料版のChat GPT-4の両方を使った。

 その結果、正答率は、GPT-3.5が平均51.4%、GPT-4が平均79.8%となった。正答率が高いGPT-4でも、「公衆衛生学」は69.0%、「臨床免疫学」は70.9%にとどまり、93.3%の「臨床検査医学総論」などを大きく下回った。

 基礎と専門の問題に分けると、GPT-4の正答率はそれぞれ86.2%、77.0%となり基礎のほうが有意に高かった。

 この研究成果は、日本臨床衛生検査技師会の学術誌「医学検査」に4月25日付で掲載された。

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