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装置保守サービスの市場拡大を予想 富士経済調査/10年後に36億円規模

  • mitsui04
  • 2 日前
  • 読了時間: 1分

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 富士経済の調査によると、生化学・免疫検査装置の保守・メンテナンスサービス市場は2035年に2024年比80%増の36億円になる見込みだ。契約台数の増加やISO 15189取得を目指す施設の契約増加などが拡大要因。サービス契約率は2024年の62.3%から2035年には75.4%に上昇すると予測している。

 調査は今年5~6月に実施した。サービス市場は契約したサービスの利用金額を、サービス契約率は販売台数に占める契約台数の割合を示す。

 生化学・免疫検査装置は新型コロナウイルス感染症流行時を除き、新規導入とリプレースにより販売台数が増加。それに伴い保守・メンテナンスサービスの契約台数も増加している。現状では保守・メンテナンスサービスの契約は大規模病院や検査センターが中心だが、今後はISO 15189取得を目指す中小病院の契約増加が期待されるとして、市場拡大は続くと予想した。

 一方、病理検査支援システムの市場はリプレース中心で横ばい傾向にある。今後は安価なクラウド型システムの導入が中心となり、数量ベースでは増加するものの、2035年は21億円(2024年=23億円)に微減すると予測した。
2024.06.03_記事下登録誘導バナー_PC.png

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