関甲信の技師会青年組織が交流会 活動内容で情報交換/7都県が参加kona368月25日読了時間: 2分一都八県から集まった若手検査技師 千葉県臨床検査技師会が主催した「一都八県 若手メンバーによる交流会」が8月2日開かれた。首都圏・関甲信エリアの各技師会の青年組織のメンバーが参加し、それぞれの活動状況や課題などについて意見を交換。関甲信でこうした若手交流会は初の試みで、今後、地域横断的な組織としての可能性を探っていく。 交流会は1都8県の技師会会長の賛同を得て開かれた研修会。群馬県臨床検査技師会の協力のもと同県渋川市の研修施設で開催された。今回は東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木、山梨の7都県の青年組織から約20人が参加した。 交流会では、それぞれが自己紹介した上で活動状況や課題などを報告した。青年組織として関わっている活動としては、技師会の新規入会者へのオリエンテーションや、技師会主催の一般向けイベント「検査と健康展」のサポート活動のほか、県の医学検査学会でのセッション企画などがあった。一方で、青年組織の取り組みを支える活動費や、趣旨に賛同する若手技師の確保なども共通課題として挙がった。 千臨技・青年委員会の渡辺雄大委員長は、青年組織同士が交流を継続することで、「いずれは合同研修会や勉強会などを開催できればと思っている」と説明。また、本格的な活動を検討するに当たり、1都8県の青年組織による交流会の名称を検討する意向を示した。●「横のつながりを持ってほしい」 千臨技・布施会長 千臨技の布施義也会長は、「交流会でのさまざまな情報や意見交換を通じて、若手同士の横のつながりをつくってほしい。技師会としても若手検査技師の活躍を支援していきたい」などと挨拶。群臨技の梶田幸夫会長も、若手検査技師の交流活動支援の在り方について、1都8県の会長会議で話し合う考えを示した。