健診頻度が糖尿病リスクに関係 国循センターなどが研究結果mitsui047 日前読了時間: 1分 国立循環器病研究センターとH.U.グループ中央研究所は4月21日、健康診断の受診頻度と糖尿病・透析リスクの関係性を示す研究結果を発表した。国循研究センターの予防医学・疫学情報部の西村邦宏部長らが手がけた研究で、3年以上健診を受けていなかった人は、毎年受けていた人と比べて2型糖尿病リスクが高いことが明らかになった。 研究では、2018~2020年度の間で3年以上1回も健診を受診していない40歳以上の国保加入者6956人を対象に、通常の健診の案内に加えて、行動経済学の理論に基づき3回にわたり健診または郵送検査の受診案内を実施した。 その結果、3年以上健診不受診の人は毎年受診している人と比べ、2型糖尿病のリスクが高かった(オッズ比 = 4.69)。