東大病院内に臓器移植の寄付講座 検査技師などスタッフ教育・登用もmitsui047 日前読了時間: 1分 東京大学は4月23日、東京大学医学部附属病院内に「次世代臓器移植開発推進講座」を開設したと発表した。移植患者が設立した一般社団法人からの寄付(5億円)を基に、4月1日に開設。臓器移植体制の充実と次世代育成を目指す。関連事業として、移植に携わる看護師や臨床工学技士、臨床検査技師などメディカルスタッフの教育・登用も視野に入れている。 東大病院の臓器移植受け入れ数は国内最多となっているが、増加する脳死ドナーに対応するため、移植体制の充実や人材育成が急務となっている。 寄付講座では、移植関連各部門にひも付いた指導医を配置し、臓器移植に関わる多岐にわたる分野で、高度な専門知識と技術を持つ人材を育成する。また関連事業として、メディカルスタッフの人材登用や移植関連インフラ整備事業なども計画している。